こんにちは こんばんわ
開業医専門の非販売系FPの白波瀬です。
金融商品や不動産を販売しない中立の立場で、開業医の皆さんに本当の金融情報を発信しています。
本日は投資初心者の方やこれから投資を始めたい方向けに、
今さら聞けない(でも いまいち理解できてない、、)
『投資の基礎知識』をお伝えしていこうと思います。
基礎知識が大切な理由。
わざざわ「投資の基礎知識」をブログ発信する理由は
日本では、投資について体系的に学ぶ機会がない為、
ほとんどの日本人が投資の基礎知識がちゃんと身についていないと日々の業務で感じるからです。
基礎知識がないと、いくら投資の本や経済ニュースを読んでも意味がありません。むしろ頭が混乱します。。
結果、知識があれば絶対投資しないような案件に、なんとなく感覚で投資する方がなんと多いことか、、
私の事務所にこられる相談者さんにも「株式」と「債券」の違い、「投資信託」と「ETF」の違い等の金融用語を
しっかり理解している方がほとんどいらっしゃいません。 (だからこそ、相談に来ていただいているというのはありますが、、)
投資を始める前に、しっかりと知識を得ることは本当に大切です。無知が最大の投資リスクです、
「今さら聞けない投資講座」では、タイトルのどおり
今さら聞けないような『投資の基礎知識』を中心に発信したいと思います。
本日はさっそく「株式」について書いてみます!
株式とは?
株(株式)とは株主から集めた資金に対して発行する証書です。
株式会社は、事業を興すときに、必要な資金を投資家から集めることが出来ます。
会社は銀行からの融資からだけでなく、一般の企業や投資家から資金を調達できます。
投資家は資金提供したことで、会社が利益を上げた時にその一部を受け取る権利をもらいます。
資金を提供し、株を購入した投資家を「株主」と言います。
株主はいわば株式会社のオーナーとも言えます。
⇩イメージ図 投資家と株式会社
例えば、アイフォンで有名な「Apple社」は時価総額(※)が世界第一の株式会社ですが (※時価総額とは「株価×発行済株式数」で計算されるその企業の規模を示しているものです)
私達でも1株19,965円から株を買うことができます。(※2022年2月11日時点)
約2万円で世界一の会社のオーナーになれるとか、、ちょっと嬉しいですよね(^^)
ちなみに、日本社の時価総額一位は「トヨタ自動車」で、22万5400円から株を買うことができます。日本株は100株からの買い付けになるのでちょっとハードル高いですね。(※2022年2月11日時点)
証券取引所の役割とは?
証券取引所とは、こんなところです。
テレビのニュース等で見たことありませんか?
投資家が株の売買をおこなう場所を「証券取引所」といいます。
企業が一般の投資家から資金を集めるには、自社の株を売り出す必要があります。
一般の投資家が株を購入でき、株主になれる企業を「上場企業」といい、
上場していない企業を「未上場企業」といいます。
一般の投資家は未上場企業の株を買うことは出来ません。
同じ株式会社でも「上場」「未上場」で大きな違いがあるわけです。
また、株主になれば、利益の一部を受け取れる他、経営方針についても意見を言えるようになります。
⇩イメージ図 株式会社と投資家の関係
株式を持つことで得られる利益
株式を保有することで得られる利益は、
①配当
②売買益
③株主優待
の3つです。この利益を期待して投資家は株式に投資します。
では、①から順に説明します!
配当とは、投資先の企業の業績が良ければ、利益の一部から投資家に還元される利益です。
企業にもよりますが、年2~4回ほど配当は分配されます。
高配当の会社の株式は人気があり、配当収入を狙って株式に投資する個人投資かも多いです。
このように、資産を保有中に生み出される定期的な収入を「インカムゲイン」と言います。
売買益とは、株式を購入した時より売却した時に株価が上がった時、受け取れる利益です。
株式等の売買による利益は「キャピタルゲイン」とも言います。
逆に株式を購入した時より売却した時に株価が下がっていれば、「売却損」を出てしまいます。
これを「キャピタルロス」とも言います。
株式を保有すると必ず売買益が得られるわけではなく、このような損失を被る場合もあるわけです。
3つ目の株式優待とは、株式オーナーに対してのいわばオマケのようなもので、
企業の製品が配布されたりサービスを受けられたりする制度です。
全ての上場企業が実施しているのではないので、確認が必要です。 ※Yahoo ファイナンスや会社四季報で確認できます。
株式の説明は以上です!参考になれば幸いです(^^)/
オワリ