こんにちはこんばんわ
開業医専門×独立系FPの白波瀬(しらはせ)です。
1月第一週の株式相場は初日こそ景気のようスタートでしたが、その後は大幅反落でお正月気分も吹っ飛んでしまった方も多いかもしれません。。
年始のタイミングでもあり、1月は顧問先のお客様と今年の投資戦略や展望について、お話する機会が多いです。
その中で、お客様にお伝えしている2つの事をブログに残しておきたいと思います。
一つ目は、
「今続けている積立投資の継続」
です。相場が悪くなり、証券口座の評価額が一気にマイナス表示になり、それが続いてしまうと、どうしても「今やっている投資方法は本当に大丈夫か?」や「銘柄選定を間違えたか?」に疑問や不安を抱いてしまうのが人の心理ですが、長期投資家にとっては暴落のタイミングこそ将来の利益の稼ぎ時です。マーケットの動きに左右されず、「投資の利益は我慢料」でしっかり継続いただくようにお伝えしています。 また、あらかじめポートフォリオを組んだ時、想定していた下落率でないでも不安でしょうがないという方は、そもそものリスク許容度の設定が間違っている可能性があります。一度、そのリスク設定は自分にあっているのか?見直してもよいでしょう。
2つ目は、
「米国債券銘柄への投資」
です。なぜ?米国債券への投資を推奨するかというと、米国債が過去の暴落時(2007年:リーマンショック、2019年:コロナショック)に株式の下落に反発して、唯一上昇した資産だからです。
※下記 コロナショック時の米国株(s&p500インデックスファンド)と米国債券ファンドの比較チャート
青色:米国株(sp500のインデックス指標)のチャート。
赤色:米国債券ファンドのチャート。
図を見て頂くと、青色の米国株がコロナショックで大幅下落した時、米国債が逆に大きく反発していることが分かります。こういった、相反する動きをする資産の関係を「反相関」の関係といいます。
基本的に、長期の資産ゴールに対して長期運用をしている方はそのままのポートフォリオと決めたルールに沿って、投資を継続いただければいいと思いますが、なにか対策をしておきたいという方は資産の一部をこういった米国債券に投資できるファンド等に資金を分散しておいてもよいでしょう。
お勧めの米国債券ファンド(ETF)は、「iシェアーズ米国国債 20年超 ETF」です。(いきなりETFって何?という方、すみません)
投資信託やETFに関してもまたブログでコツコツと解説記事を書いていきます。
おわり