独立系FPとして日本の「医」を支えたい
はじめまして、この度はHPにご訪問頂き誠にありがとうございます。
代表FPの白波瀬 勝之(しらはせ かつゆき)と申します。
当事務所は開業医に特化した独立系のFP事務所です。
開業医の方々に中立の立場で「資産運用」のコンサルティングサービスを提供する為に
「商品提供を行わない」をコンセプトに掲げて事業を展開をしています。
商品提供をしないFP事務所を設立した理由は「顧客との利益相反」を無くす為です。なぜ?商品提供をしないことが顧客と販売者との利益相反を無くすのでしょうか?
背景を説明する為に、少し私の経歴をご紹介させてください。
私はこれまで保険業界、不動産業界の営業職に10年以上従事し「商品を売る」セールスマンの立場で開業医の方に「資産運用」のご提案をしてきました。
金融業界、不動産業界で経験を重ねる中で、営業マンが顧客より自身の利益や自社での評価を優先し、高額な手数料がとれる投資商品を意図的に勧めたり、販売会社が、自社の売り上げの為に不要な商品の販売を促進するなど、
明らかに顧客にとって不利益な販売営業が行われる現場を沢山みてきました。
当時、私は「はたして、会社が売りたい商品(高利益商品)とお客様にとってベストな商品は本当に一致しているのだろうか?」
「企業に雇われ、営業ノルマを課され、販売する商品も決められたセールスパーソンの立場で、本当に顧客に役に立つ投資のアドバイスができるのか?」といった自分の仕事に対しての疑問を感じていました。
ビジネスは3方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)が理想と言いますが、私には「売り手 のみよし」の仕事をしている様に感じられたのです。
そんな中、ある勉強会に参加する機会があり、FPという仕事が生まれた金融先進国の米国では、FPが保険などの金融商品の販売は行わず、資産管理をメインとした顧問契約が主流であること。
米国社会では個人の資産運用の相談役として、FPは社会的にも高く評価されていることを知りました。
私はその勉強会がきっかけとなり、独立系FPという仕事に興味を持ち、その後も独学で学び、また日本の独立系FPの方々との交流も深め、商品提供をせず顧問料を報酬の柱とするFPこそが、自分の長年の疑問を解決する理想的な仕事であると確信しました。
そして、金融後進国である日本にとっても今後必要とされる社会的意義のあるサービスであると感じました。
このような経緯から、私は今後も「商品提供をしない」というコンセプトを軸にFPサービスの普及に努めたいと考えております。
医療従事者に特化して事業を行う理由は事業を通して、「日本の医療に貢献すること」を事業理念のひとつに掲げているからです。
私は14歳の時に、5つ年上の兄の運転する車に同乗し、交通事故にあった経験があります。
兄はその事故が原因で亡くなり、私自身もICUに運ばれ、右大腿骨頚部骨折と左手首の骨折する大怪我を負うことになりました。
その後、3回の手術と長いリハビリ生活を経験し、一人で歩行ができるまでの半年間、大変お世話になったのが、担当していただいた主治医の先生、看護師さん、理学療法士さんをはじめとした沢山の医療従事者の方々でした。
当時、私は陸上の長距離走の選手でしたが、陸上選手としての復帰はあきらめたほうが良いと言われていました。しかし、主治医の先生、看護師さん、理学療法士さんの懸命の治療とサポートのおかげで、翌年の京都府下大会では1500M走に出場し3位入賞、自己ベストも更新する事ができました。
私にとって、医療従事者の方は 命の恩人であり 生きる希望をくれた方々です。
その時の感謝の気持ちをずっと抱き続けて生きてきました。
残念ながら兄は事故から1か月後に亡くなってしまいましたが、最後まで懸命の治療を頂いたことも心から感謝しています。
起業した際も、過去の交通事故の経験と、今までの自分のキャリアを活かし、医療従事者の方へ恩返しできるような仕事をしたいと想い、日本でも珍しい医療特化型の独立系FP事務所を設立しました。
これからも、FPサービスを通して、医療従事者の方の物心両面の豊かさの実現と日本の医療に貢献をしていきたいと考えております。